*前川美保子(雅貴保) 筝三絃教室 生田流大師範/琴三味線教室 /茅野市諏訪市 の日記
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5/5 康耀堂美術館 箏曲演奏会が無事行われました。
2017.05.10
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毎年演奏をさせて頂き光栄に存じます。
連休の中、今年もまた箏の音色を求めて大勢のお客様にご来場頂きまして有り難うございました。
プログラムは、都踊り 二つの田園詩 かぐや姫の手事 瀬音 さくらを演奏致しました。
娘は今年から家元先生の元で修行中の為出演できませんでしたが、
妹弟子の雅祐貴さんが助演に駆けつけてくださいました。
京都の都おどりを題材に、宮城道雄先生が作曲された美しい曲に始まり、二つの田園詩は本来尺八が入りますが、箏と十七弦で工夫して演奏しました。茅野市の風景とオーバーラップして、箏のジャズですとお客様に評して頂きました。
かぐや姫の手事は、竹取物語の一場面で、かぐや姫が月への思いを表現した曲です。
演奏しながら涙が出るほど美しい曲です。
瀬音は宮城先生の代表作であります。利根川の激流、静かな水面などを表現した、高度な技術を駆使した曲です。
今回は日本の代表的な作曲者の作品を演奏させて頂きましたが、さすがと言いましょうか、全ての聴衆を感激に導く曲調です。より深く勉強を重ねて、最高の演奏ができるように来年に向けてまた頑張りたいと思います。